自然良能会 足利支部 オザワ骨盤整体院
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患者さんから寄せられた貴重な手記です

先天性股関節脱臼 −難病に前向きに挑んだ闘病記−
患者さんの治療体験報告・・・
『三度の手術の勧めを拒みつつ耐えた歳月!』


群馬県館林市 桑野 芳子さん(仮名・50歳)

そこに書かれていた文字は、これまでにない刺激的で、具体的な説得力に充ちたものでした。小澤先生は丁寧に身体のメカニズムから骨盤調整の原理まで説明をして下さりましたが、それは五味先生の著書にある光り輝く言葉そのものでした。それから、「バラコンバンドを巻きます。肩幅に足を開いてください」と言われたのです。でも足が開きません。左足はまったく開かない状態になっており、長さも4センチ弱短くなっていたのです。だからバランスが悪く立っていられないので、先生の肩をおかりし、つかまってバンドを巻いてもらいました。

その時、なにかキュッと身が引きしまり、身体が軽くなったような気がしました。一回目の治療がすみ、さっそく気になっていた書棚の本を買って帰り、改めて一気に読みました。感動しました。なによりも、先天性股関節脱臼は手術しなくても治る、と明言されています。(よし、手術をうけずにしばらくこの治療法に賭けてみよう・・・)と決心をしたのでした。それで三回目の手術を見送ったのです。私が、間もなく50歳になる時でした。そして、小澤治療院通いの始まりです。とはいえ、仕事をしながら治療を受けるので、毎日はとても無理でした。そこで週に三回と決め、夕方早目に仕事を切り上げ通うことにしました。

ようやく自分の身体に目を向けることができ、じっくり観察してみると・・・・・。左右の骨盤の位置が全く違い、悪い方の左側は上になっていました。左足の太ももは三センチ細く、おしりに肉がない。正座すると膝頭が揃わず、骨盤が左後方によじれている感じがするし、左の大転子がとび出ているなどの症状が自覚できました。従って、ここ近年の間にできなくなった動作がたくさんあります。足の爪が切れない。靴の紐が結べない。直立しておじぎができない。足踏みができない。左片足で立てない。自転車に乗れない。風呂マットのような薄いものにもつまずく。交互に足を出して階段が昇れない。車の乗降椅子から立ち上がるなどの動作が困難、早足かけ足、後方歩きなどなど、まさにナイナイ尽くしで、今までなにげなくしていた日常動作が、次々とできなくなって今日に至り、歩行さえも苦しみとなっていたのでした。

自然良能の月刊誌のバックナンバーから、股関節に関するものをすべて取り寄せ、自分と同じ症状の方が沢山いて、骨盤調整によって回復されたことを知り、希望と勇気がわいてきました。ただ、股関節脱臼は治癒期間がかかり、「やっかいな難症」であることも充分理解できました。本来、毎日通院できれば回復も早いのでしょうが、仕事をしながらの治療です。あせらず、じっくり構えることにしました。さて、いよいよ治療の経過をお話ししたいとおもいます。

通院を始めて、三ヶ月くらいは、本当に大変でした。なにしろ今まで整体や、マッサージと名のつくものを受けたことはありません。肩もみすらされるのが嫌いでしたから・・・。治療を受け、家に帰り、夕飯を取るとすぐに眠気がさして、後かたづけもせず、二時間くらいぐっすりと寝入ってしまうのです。翌朝も、全身がだるく、なかなかエンジンがかかりません。時には身体のあちこちが痛くて、歩く姿も見られたものではありませんでした。今までに気付かなかった人にまで、

「奥さん、足どうしたの?」と聞かれ、これはもう腹をすえるしかない、「ええ、いま足が不良品なので修理中なんです」と、巻いてあるバンドを見せるのです。だいいちここで止めたら、後は手術しかないのだ、張ろう、これは好転反応だろうと自分を励まし、また先生の治療の効果が無にならぬよう、自分でも努力しました。

朝、昼、夕、晩と一日四回骨盤運動をするのですが、左足が短いので、座布団やタオルを置いて工夫をし、しっかりと机や手すりをにぎって行うのです。バラコンバンドも、トイレ以外は昼も夜も、苦しくならない限り股関節巻きをしていました。その他、血液の循環が良くなるよう、股関節が少しでも開くよう、毎晩ストレッチをつづけました。四ヶ月も過ぎると身体が少しずつ軟らかくなり、つまづきが少なくなって、少しの段差なら苦にならなくなってきました。

それからは、常にできるようになったちょっとしたじぶんの動きを見逃さず、三歩前進、二歩後退、それでも前進している一歩に目を向ける前向きの精神で通院をつづけ、すっかり生活のリズムになってきました。六ヶ月を過ぎるころは、顔馴染みになった患者さんとおしゃべりもするようになり、通院が楽しくなってきたのです。驚いたのは、自転車に乗れるようになったことです。痛くてつけなかった左足がすっと伸び、下に届くのです。正座をした時、膝頭も揃うようになり、家事や仕事も、少しずつ楽に動けるようになりました。

相変わらずベルトは巻いたままですが、当初本を見ながら、いろいろな巻き方をするのに時間がかかっていたのも、もうすっかり慣れ、その日の足の調子に合わせて巻き方を変えたりと、身体の一部になってしまいました。骨盤運動も左右百回をセットにして、一日四〜五回行うようにしました。細くなった左太ももにも張りが出てきて、左足に力がついてきたようなので、例えば、右足で段を上がったら、次は左足というように、左右平均に足を使うよう意識しました。6月には、母の一周忌を無事すませ、知人の結婚式にもドレスを着て、ローヒールを履いて出席することができました。

9ヶ月目に入った七月、小澤先生の勧めで五年ぶりに、整形外科でレントゲンを撮ってもらうことにしました。どんなことを言われるだろう?ドキドキしながら診療室へ入ると、偶然五年前に診ていただいた先生だったのです。レントゲン写真を見て、「5年前とそう変化していないようです」とのこと。骨盤調整に通っていることをお話しすると、「今のところ手術しなくても、この調子で足に筋肉をつければ、痛みも少なくなると思いますので頑張りなさい」と言われたのです。レントゲンのコピーも気持ち良く下さいました。本当にうれしくて、さっそく小澤先生にレントゲン写真を持って報告しました。治療を受ける前のひどい状態だったら、きっとすぐに手術を勧められたに違いありません。気になっていた左右の足の長さも1センチくらいの差になりました。

小澤先生も常に、足や股関節を中心に、工夫を凝らした治療をつづけてくださり、歩くことも少しずつ楽になってきて、買い物に行くことも億劫でなく、一日の疲れも以前とまったく違います。湿布もほとんど使用することはあしません。8月、新築の家が完成し、家業の忙しい十月からは、週二回の治療に切り替えました。16年11月8日、治療開始1年、治療回数130回になり、このころから左のポッコリ出ていた大転子も気にならない程度になり、細くなっていた左太ももは三センチ増え、臀部もふっくらとしてきました。椅子から立ち上がるときの痛みも少なくなり、車の乗降も楽になりました。階段も手すりを持ってですが、交互に足が出せるようになったのです。不思議なことに、足の裏のタコが消えてきました。

12月、我家の年中行事「もちつき」も、20人のお客様を招き、一日中立ち通しでしたが、なんとか接待することができました。年が明け17年1月には、友人と電車で一泊の温泉旅行にも出かけ、友人から、「足がずいぶん良くなってきたわね」と褒められ、自分でも、体力の回復に驚き、自信が持てるようになりました。治療回数150回を超え、ようやく手すりなしで骨盤運動が行えるようになり、まだ跛行は少々ありますが、あちらこちら捉まりながら、やっと歩いていたことがウソのようです。

今では、着々と快方にむかっていることを身体で感じながら、自然良能会の骨盤調整という治療法と、小澤先生に出会えたことに感謝をし、近い将来、きっと以前のようにスタスタと歩けるようになる日が来ることを確信して、今も治療継続中です。           平成17年2月・記



院長より
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